2025年大阪万博開催予定です。

そのテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」
しかしながらこの万博がもたらす未来に私は何も期待していません。
なぜなら1970年大阪万博テーマは「人類の進歩と調和」で、それから55年を経て大阪は地域発展のために大阪カジノ構想を打出し、地域経済発展のためには賭博場を開きましょうとなった。聞こえの良いテーマをかかげて万博を開催しても何ら進展しない。逆に後退するのが大阪の政治経済です。

万博開催の虚無感が押し寄せてきます。

左写真
テレ朝news
2023/09/27より



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憂う万博予算増額
万博よりも公害賠償を

ところで、昨日水俣病訴訟被害の救済というニュースに衝撃を受けました。日頃の勉強不足で60年前の公害救済がここまで未解決なことに驚きました。日本の政治家はざるに税金をばらまいています。つまり過去の失敗の反省や弁済無しに、くだらないイベントに税金を使っています。

ニュースでは水俣病原告128人が60年以上苦しんで勝ち取った賠償額が約3億円(1人275万円)らしいです。それでも原告は涙して喜んでいました。非常に心が痛みました。

一方テレ朝newsでみた万博予算450億円増額案というニュースには怒りしかないです。先述の3億を出しぶる国家が450億増額を簡単に認めるならばふざけんなと言いたいです。そんな予算が有れば国家は全国の公害賠償に費用を使うべきです。

過去への反省と賠償無くして、「いのち輝く未来社会のデザイン」などあり得ないと思います。万博開催など優先順位からすれば、開催する必要などありません。

万博開催と公害補償を結び付けても意味がないという意見もあるでしょうが、万博テーマがあまりにも現実を無視しているのでただただ腹立たしいのです。

未来よりもまず現在を正して欲しいです。
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